HOME お問い合わせ
 
日清医療食品の挑戦

内山亜希子×横田千絵×三澤万里子

1/3ページ

今回の特集では、「食」を通じて患者様の満足を追求し、さらに「この病院が良くなるには?」と常に挑戦し続けている二人の女性管理栄養士、内山亜希子様(日清医療食品株式会社)と横田千絵様(医療法人財団献心会・川越胃腸病院)をお招きし、「病院と給食会社の連携による取り組みや今後の展望」について取材を行いました。

座談会風景 ▲

三澤:本日は"患者様の満足"という観点から、「病院と給食会社の連携による取り組みや今後の展望」ついてお話を伺いたいと思います。

内山:まず、私たち管理栄養士が病棟を訪問させていただいて、患者様の生の声を反映させた献立を作成しています。正直、以前までの私は、「自分が管理栄養士として、具体的にどう貢献すべきなのか…」と迷うことがありました。でも、今は「管理栄養士って、こういう仕事なんだ…」と自覚し、栄養科の横田さんとも積極的にコミュニケーションをとれるようになりました。

「日清さんはうちの大切な職員だから」と、
院長先生をはじめ、常務理事が本当によくしてくれます。

内山 亜希子

日清医療食品(株)勤務 管理栄養士
武蔵野栄養専門学校卒業。
卒業後、日清医療食品(株)に勤務し管理栄養士取得。
その後川越胃腸病院に配属となる。給食会社と病院側の垣根ない環境のもと、患者様や医師・看護師・薬剤師とのやりとりを直接食事に反映させ、満足度の高い「医療食」の追求を行っている。

三澤:普段、どんな話をされているのですか?

内山:「川越胃腸病院の栄養科が、どうしたらもっと良くなるか?」と常に考えた上で、「それならこうした方がいいよね!」と、意見を出し合っています。

三澤:病院様との垣根などがまったく感じられませんね。

内山:「日清さんはうちの大切な職員だから」と、院長先生をはじめ、常務理事が本当によくしてくれます。「いつもありがとう!お食事が美味しいよ!」と声をかけてくれる度、その心遣いに少しでも応えようと考えています。そういう気風があることが、とても重要だと思っています。

三澤:この病院のプラスのスパイラル的な仕組みがきっちり機能して、みんなうまくいっている感じですね。

横田院長先生もよく、「スタッフは宝だ」とおっしゃっていますが、病院としては、「日清のスタッフも病院のスタッフも全て川越胃腸病院のスタッフである」という意味が込められています。

三澤:内山さん、毎日こういう環境のなかで仕事ができて、幸せですね。

内山:幸せです。私と同じ管理栄養士の方でも、忙しくて他の職員の方と真剣に意見交換する機会のない方もいると聞きますから。

三澤:しかし、日清医療食品さんとしては、そういった問題を改善する新しい取り組みをされているのですよね。

内山:昨年度から、業務の向上を目指して日清の社長・副社長が出席し、外部委員も加えた「給食サービス検討委員会」というものを設置しました。その委員に当院の須藤常務理事をお迎えして、弊社の細かなところまでアドバイスをいただいています。

内山 亜希子 「いつもありがとう!お食事が美味しいよ!」と声をかけてくれる度、その心遣いに少しでも応えようと考えています。

前のページへ

1

2

3

次のページへ

 
 
 
HOME お問い合わせ